ディレクションをするために

もう10年以上、webの仕事をしているのですが、私がディレクションをする上に気をつけていることを今回は書いていこうと思います。

その前に、まず、ディレクションとはなんなのでしょうか?
一言でいいますと、現場監督ということです。

例えば、家を建てる時を考えてみてください。家を建てるには複数のその分野のプロフェッショナルが集まって、家を建てるから、クオリティの高い家を建てることができます。

webサイトを構築するときも、これと同じです。複数のその分野のプロが集まってwebサイトの構築をするからクオリティの高いwebサイトが完成するのです。
そのプロフェッショナルたちをコントロールして、指示を出すのがディレクターの仕事になります。たとえどんなに腕の良いプロフェッショナルが集まったとして、好き勝手にやっていてはただの烏合の衆になります。そうならないようにディレクターがそれぞれの仕事内容の確認、役割分担、スケジュール管理、進行管理等をしていきます。

それぞれの仕事内容をある程度理解していなければ、ディレクターになることはできません。なぜかというと、そうじゃないと的確に指示を出すことができないからです。

そして、ディレクターの仕事の中で、一番厄介なのが「クライアント様との折衝」であります。この部分で、気をつけなければいけないことは、本当にたくさんあります。

  • 作業内容、要件を書面に残して、徹底的に相手に確認させる。
  • 要件以外のことが発生した場合、追加で費用と工期がかかることを相手に確認させる。
  • 費用(概算である場合はその旨伝える)を相互で確認して契約を交わしてから作業を開始する。
  • 修正に関しても、回数、スケジュール、費用について相互で確認する。全体のスケジュールを相互で確認して、関係者全員に伝える。
  • やり取りは担当者を決めてメールと電話で確認して作業を進めていく。
  • 期日は絶対伝える。
  • 何でもかんでも対応しない。
  • 成果物の出来上がりの確認をクライアント側の人間(最終決済者)の誰が確認するのかを聞いておく。

どんなクライアントに遭遇したとしても、ディレクターはクライアントをうまくコントロールしなければいけません。とても大変な仕事です。そのためには、いろんな書式や進め方を常に学んでいかなければいけないというのが教訓だと思います。